北海道の人気観光地・小樽市
最近はTVでも良く取り上げられ外国人が選ぶ冬の日本の名所・絶景・世界遺産ベスト30でも堂々の7位になる人気の観光地です。
約30年前、私が住んでいたころから観光地になっていましたが、今ほど人気もなく訪れる観光客もそれ程多くはなかったとおもいます。
しかし、今は、
至る所がいかにも観光地っていう感じをしており、観光客の多さ特に外国人の多さに驚きました。小樽を訪れる観光客がここ5年間で5倍になっている様なので、観光地としての小樽の人気の高さが伺えます。
とくに中国からの外国人観光客に非常に人気があるようです。
新千歳空港から小樽までの道のり
海外や他県から小樽に行く場合には、新千歳空港へ向かいます。
新千歳空港からは、小樽行きの快速エアポートに乗ると途中停車駅が無く、小樽直通なので早いです。
新千歳空港 - 小樽
所要時間:1時間15分
交通運賃:2,300円
快速エアポートで千歳空港から小樽に向かう途中の電車からは、北海道らしい景色が楽しめます。中でも最も景色が良いのは銭函→朝里までのやく14分間の区間です。
ここは、線路が海岸線に沿っており、さらには海岸に物凄く近い場所を電車が走っています。
(電車からの眺め)
とにかく海岸と線路が近い!この景色を見ていると15分くらいなどあっという間に過ぎます。
春から秋にかけて晴れていればご覧の通り良い景色です。ですが、冬はすごい事になります。海岸線に近いため波しぶきが電車にかかっている状態で走行していますので、高波により線路が抉られ復旧までの数日間、電車が走行不能になってしまう事が過去になりました。
新千歳空港から75分ほどでJR小樽駅に到着です。
小樽駅の内部も観光に力を入れているためとても奇麗になり駅構内にショップも作られており、観光地と一目でわかる人々で混雑しています。
小樽駅を出ると、海までまっすぐに道が伸びており見晴らしはとても良く「小樽に来たっ!」という感じがします。
駅前には、TV番組で何度もロケが行われた「小樽三角市場」や昔からある「長崎屋小樽」旅行パンフレットにも掲載のホテル「天然温泉灯の湯ドーミーインPREMIUM小樽」が有り目に移ります。
1994年から2004年まで行われた土地区画整備事業により駅前の中央通の拡張工事や電線類の地中化や広告塔の撤去を進め、海までで景色を塞いでいた歩道橋を撤去た甲斐あって、小樽駅から海や港を見通すことができる景観を作り出しています。
その結果、小樽市の観光入込客数は11年の604万人が13年には711万人に、15年には795万人へと右肩上がりで増え、道外客も11年の167万人から15年には259万人へと増加しています。
人口の減少が問題視されている小樽ですが、観光で踏ん張っている所が伺えます。
JR小樽駅から海に向かって緩やかな坂を下りて行くと直ぐに「都通り商店街」があり、さらに下ると旧国鉄手宮線の跡地の公園が現れます。
旧国鉄手宮線を活用し、中心市街地の回遊性の向上や、市民と観光客が交流し憩い楽しめる場とするために作られた公園です。
そこから少し下って行くと、そこは小樽運河エリアです。
小樽定番の観光地・小樽運河と運河クルーズ
運河沿いはホテルや観光客相手の飲食店が多いエリアで、多くの観光客で賑わっています。
小樽運河と言えば、昔(35年位前)は運河と言うよりも下水が垂れ流しの状態で、とても臭く、汚い運河でした。それが今では、ご覧の通りとても奇麗な運河になり観光客も大勢やってくる場所になるとは、思いもしませんでした。
小樽運河でのクルーズも大人気で、行列を作っていました。
運河沿いは夕方から夜にかけては、ライトアップされてさらに雰囲気がよくなります。夜も夜景を楽しむ観光客が大勢います。
観光名所 祝津エリア・小樽水族館
祝津は、JR小樽駅から北に位置します。小樽駅からの電車は有りませんのでバスかタクシーでの移動になります。
バスは本数が多くは有りませんし、時短の為にもタクシーがお勧めです。ちなみに、タクシー料金は初乗り運賃が510円と都内に比べるとかなり安いです。
タクシー料金の目安:1,990円前後
バス料金の目役: 大人片道220円/小人片道110円
郊外の港・祝津港エリア
小樽の中心地から少し離れた祝津港エリアには、小樽水族館と観光船ツアーがあります。
小樽水族館に行こうと思い歩いていると、途中で観光船ツアーの看板を発見しました。
秘境! …って言うのは大げさだろうと思いつつも
小樽に住んでいたころには見向きもしなかったろうと思いますが、横浜在住で観光気分の私には逆に新鮮でした。
観光船の時間にも丁度よい時間だったので、小樽水族館に行く前に乗ることにしました。
観光船の乗り場である灯台のふもとまで少し歩き、観光船に乗車すると程なくして出発です!
祝津港やニシン御殿を遠目に、クルージング開始です。
このオタモイ海岸は陸地からの道がほとんどないので、船でしか来ることのできない場所です。曇っていたのが残念でしたが、クルージングも景色もとても良く楽しめます。
小樽水族館
おたる水族館(おたるすいぞくかん)は、小樽水族館公社が運営している水族館です。水族館本館と遊園地「小樽祝津マリンランド」で構成されており、イルカやオタリアのショーもありご家族連れにおすすめの観光スポットです。
屋外の海獣公園は、イルカ、ペンギン、アザラシ、セイウチ、トドなどが飼育されています。
また、写真の様に自然の入り江を利用している為、海岸から野生のトドやゴマフアザラシが入ってくることもあり、野生の傷ついたアザラシが多数保護されています。
この小樽水族館で一番ユニークなのは、上記の「野生の傷ついたアザラシ」に餌を与えることが出来ることです。バケツに入った小魚(有料)を買えばだれでもアザラシに、餌を与えることができます。
エサを求めて水面を叩くしぐさや柵の側までくるアザラシが可愛いです。
エサを与えることの出来る水族館は珍しいですね。
子供は、子供は大喜びですので、是非一度、行ってみてください。
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小樽定番の観光地・観光客で賑わう堺町通り商店街
堺町通りは、小樽観光の超定番ショッピングストリートで多くの観光客で賑わっています。日本人は勿論ですが国外からの観光客も大勢来ています。
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お店は主に海産物を扱うお店とガラス製品を扱うお店が多かったです。海産物も魚介類から乾物・昆布専門店などがあり、海産物のお店では店先で新鮮な魚介を食べられるお店もあります。
北一硝子の本店がある為か、ガラス製品を扱う雑貨店や専門店もおおくあります。
また、スイーツで有名なルタオのお店も数店あります。どのお店も観光客で賑わっていました。
倉庫を改装している北一硝子の建物が、ノスタルジックないい雰囲気を醸し出しています。ぜひ自分の肌で感じてほしいです。
堺町通りは、全長約800メートルです。長すぎず短すぎない通り一杯にお店がひしめいていますので、お買い物が好きな方には打ってつけのスポットです。
私が見た感じ人気があったのは、
● 小樽オルゴール堂
堺町通りの終点にあるオルゴール堂は、特に多くのお客がおりレジに行列が出来るほどです。
● 北一硝子3号館
店舗が大きく商品数も種類も豊富で、その為かお客も多かったです。
● ルタオ
堺町通りにはルタオ関連のお店が数店あり、どのお店もお客(特に女性)が多かったと思います。
● 海産物店
店先で海産物を食べられるお店では、関西のオジサンたちが酒盛りをして賑わっていました。
● 抹茶アイスのお店
特に外国人観光客の女性に人気があったように感じました。抹茶が流行っているのかな?
● 他にも人気のお店は沢山ありました。