小樽市立石山中学校(おたるしりついしやまちゅうがっこう)は北海道小樽市にある公立校です。
1947(昭和22)年開校、1957(昭和32)年現存する校舎が完成、平成14年(2002年)に閉校。
JR小樽駅から手宮方面にかけてある丘の上に建つ"眼鏡型の円形校舎"は、昭和32年に建てられた2代目の校舎です。
※ 最初の校舎は、昭和31年の大火で消失しています。
円形校舎は、1950年代に数多く建設されており現在は、全国に30棟余り残っています。
1989年03月:卒業アルバムから転写
校門からグラウンドへの道
1989年
2018年
きれいに舗装された道も雑草に覆われ長い間人が通った形跡はありません。
校門からグラウンドへの道も草に覆われ、とてもこの先に旧中学校の校舎が存在する様には思えない環境と化しています。
グラウンド
1989年
2018年
体育の授業や放課後の部活で使われきれいに整備されていたグラウンドが、雑草が生い茂っていて草原の様な状態になっています。
野球の防球フェンスが寂しそうに今も健在しています。
グラウンドから校門の方向
グラウンドから通学路に繋がるこの場所からも小樽市内が一望出来ましたが、生い茂る草木により視界が遮られ、街を見ることが出来ませんでした。
校舎
1989年
2018年
初夏だったこともあり、グラウンドには雑草が生い茂り、裏山の木々も伸び放題で校舎に覆いかぶさっているかの様です。校舎が木々や草に埋もれてどこかの遺跡の様な雰囲気が有ります。
閉校から16年ほどでこれ程までに、グラウンドや裏山の状態が変わるものなのかと驚きました。
▲かつての校舎は、全面ガラス張りで奇麗でした。2002年に廃校になってから16年経過していますので、今はガラスは割れ、所々板で塞がれています。
▲廃校になった後も倉庫として使われたせいなのか?年月の割には、それほど朽ちていない感じがします。いまにも誰かが窓から顔を出しそうな雰囲気があります。
▲この先は、浄応寺の方へ向かう通学路です。
裏の通学路
▲浄応寺の方へ向かう通学路の途中にあったかつての焼却炉は、完全に緑に飲み込まれ朽ち果てています。
正面の山道も完全に緑に飲み込まれて、かつての丘を越えるためにあった山道は痕跡が居一切ありません。
▲左 浄応寺の方へ向かう通学路は、草に埋もれさながら獣道と化しています。
▲右 アスファルトに落ち葉が堆積して、地面が見えなくなっています。
校舎内部
1989年
"眼鏡型の円形校舎"なので、階段もとても珍しく螺旋階段になっています。
教室は、バームクーヘンを切ったような扇型をしています。
(母校の小樽石山中学校)